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「大学ぼっち」だけは回避せよ!ーー「低コミュ力」者の大学スタートマニュアル

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―本誌ライターの小山内さんによる、コラム「オタク学」。「オタク的な分野×社会学」というテーマのコラムです。第41回です。―

大学入試シーズン真っ只中の現在。三月になれば多くの方の進路も確定し、期待に胸を膨らませながら新生活の準備をすることになるだろう。

「大学生活をスタートする上で気をつけなければならないこと」といったマニュアルの類は、ネット上には結構な数が溢れている。今回は筆者の経験も踏まえ、特にコミュニケーション能力に自信の無い人が、大学生活をエンジョイするための方法を考えてみた。

■カーストなんて気にせず、自分の立ち居地を確保できるコミュニティを見つけよう

高校時代までは、色々な趣味嗜好や興味領域を持った人間達が同じクラスに押し込められるため、「スクールカースト」が発生しやすい。カーストとは、古代インドを発祥とする階級差別のことだ。

現代の学校では「イケてるやつら」「頭のいいやつら」「運動神経の良いやつら」「オタクなやつら」など、一つのクラスの中でも同じ傾向を持ったものどうしが集まってグループを作るが、そのグループ間で暗黙の上下関係が発生する場合があり、それを「スクールカースト」と呼ぶ。

大学ではそういったカーストは発生しにくい。クラスの結びつきが薄く、同好の士が集まるサークル活動が活発だからだ。たとえそのサークルやコミュニティがオタク系だったり、外からみて多少キモかったりしても、入れる余地があるなら入っておいたほうが後々何かと良いことがある。

■コミュニティ内で求められるキャラは多彩だが、「一芸」に秀でていると強い

仕切り役、いじられ役、調停者など、コミュニティの中でも様々な役割が必要とされる。コミュ力に自信がない人は、そのどれに回るのにも難しいと感じているかもしれない。そうした際には、そのコミュニティ内で役に立つ技術、特に持っている人がレアなスキルを保持していると便利だ。

筆者の場合もバンド・DJサークルで、ディープな音楽の話題に全然ついていけず当初危機感を覚えたが、高校時代バンドに打ち込んでいたおかげで、ドラムというスキルでサークルイベントに貢献し、やがてはいじられキャラの座を射止めることが出来た。コミュ力が低い人は、スキルがあってもコミュニティに溶け込むのには時間がかかるかもしれないが、諦めず真面目に自分をアピールすれば何かしらの椅子は回ってくるものだ。

楽器以外だと、オタク系サークルでは漫画やイラストを描けたり、創作をやっていたりするのも強みになる。とにかく学内で孤立する「ぼっち」になって、試験対策も全て一人でこなさなければならない状況に追い詰められるのは避けたいところだ。

(小山内)

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(参考リンク)
大学生になったらやるといいこと

小山内 聡(おさない そう)
漫画とアニメとゲームが好きで軍事オタクの文系大学生。趣味はノンフィクションを読むこと。はてなダイアリー『日の丸海賊団』で書評を書いています。
http://d.hatena.ne.jp/kurohige-ossadot/
ツイッターはこちら↓
http://twitter.com/#!/ossadot

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